「ご飯を少し多く炊きすぎてしまった」
「昨日のご飯が冷蔵庫に残っている」
そんなとき、そのまま温めて食べるだけでは少し飽きてしまうこともあります。
余ったご飯は、チャーハンや焼きおにぎり、リゾット、ドリアなど、いろいろな料理にアレンジできます。
冷蔵庫に残った野菜やチーズ、卵、ツナなどと組み合わせれば、ご飯だけでなくほかの食材も一緒に使い切れます。
この記事では、余ったご飯を使い切るリメイクレシピ10種類を紹介します。
- フライパンで手早く作りたい
- 焼きおにぎりにしたい
- 硬くなったご飯をリゾットにしたい
- チーズを使ってドリアにしたい
- 冷蔵庫の残り食材も一緒に使いたい
その日のご飯の量や冷蔵庫にある食材に合わせて、作りやすいものを選んでみてください。
余ったご飯は保存状態を確認してから使おう
余ったご飯をリメイクする前に確認しておきたいのが、保存状態です。
「あとで食べるから」と室温に長時間置いたままにするのではなく、食べない分は早めに適切な方法で保存することが大切です。
ご飯などのでんぷん質を多く含む食品では、保存状態によって食中毒の原因となる菌が増える可能性があります。
そのため、リメイクするときも「再加熱すればどのような状態のご飯でも大丈夫」と考えないようにしましょう。
保存した日時がわからない場合や、におい・見た目などに通常とは異なる変化がある場合は、無理に料理へ使わないことが大切です。
冷ご飯をリメイクするときの基本
冷蔵したご飯は、炊きたてに比べて硬く感じることがあります。
料理によって扱い方を変えると使いやすくなります。
- チャーハン:軽く温めてほぐしてから炒める
- 焼きおにぎり:軽く温めてから形を整える
- リゾット:スープや牛乳など水分を加えて加熱する
- ドリア:ソースやチーズと組み合わせる
「冷ご飯を炊きたての状態へ戻す」と考えるより、別の料理の材料として使うと考えるとアレンジしやすくなります。
余ったご飯を使い切るリメイクレシピ10選
1.冷ご飯の定番チャーハン
余ったご飯を使いやすい定番料理がチャーハンです。
冷蔵庫に少しずつ残った野菜も一緒に使えるため、食材整理にも向いています。
材料
- 余ったご飯:茶碗1~2杯分
- 卵:1個
- 長ねぎや玉ねぎ:適量
- にんじん・ピーマンなど:好みで適量
- ハム・ツナなど:好みで適量
- 油:適量
- しょうゆ:適量
- 塩・こしょう:少々
作り方
- 冷ご飯を軽く温め、ほぐしておきます。
- 野菜を細かく切ります。
- フライパンに油を入れ、卵を炒めます。
- ご飯を加えてほぐしながら炒めます。
- 野菜やハムなどを加えて十分に加熱します。
- しょうゆ、塩、こしょうなどで味を調えます。
具材をたくさん用意する必要はありません。
- 卵+ねぎ
- 卵+ツナ
- 卵+余り野菜
など、冷蔵庫にあるものだけでも作れます。
水分の多い野菜を一度にたくさん入れるとご飯がべたつきやすいため、野菜の水分を適度に飛ばしながら炒めましょう。
2.余ったご飯で焼きおにぎり
余ったご飯を少量だけ使いたいときは、焼きおにぎりにすると手軽です。
冷蔵したご飯を使う場合は軽く温めてほぐし、三角形や丸形にしっかり握ります。
フライパンで両面を焼き、表面が固まってからしょうゆを薄く塗ります。
しょうゆを最初からたくさん塗ると焦げやすくなるため、先におにぎりの表面を焼いておくのがポイントです。
バターしょうゆ、みそ、チーズなどに味を変えることもできます。
焼きおにぎりを詳しく作りたい方へ
冷ご飯が崩れる原因や、フライパン・トースターでの焼き方、しょうゆを塗るタイミングなどは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
3.余ったご飯で簡単チーズリゾット
冷蔵して少し硬くなったご飯は、水分を加えるリゾット風の料理にも使えます。
材料
- 余ったご飯:茶碗1杯分
- 牛乳:150~200ml程度
- ピザ用チーズ:適量
- 玉ねぎ:好みで適量
- スープの素:商品に合わせて適量
- こしょう:少々
作り方
- 玉ねぎを使う場合は細かく切り、フライパンや鍋で炒めます。
- 牛乳とスープの素を加えます。
- ご飯を加え、ほぐしながら加熱します。
- 全体が温まったらチーズを加えます。
- チーズが溶けたら、こしょうなどで味を調えます。
ご飯が水分を吸うため、途中で硬くなった場合は牛乳などを少量ずつ加えて調整してください。
ベーコン、きのこ、冷凍野菜などを加える場合は、それぞれ十分に加熱してから仕上げましょう。
4.トマトリゾット風
トマト缶が少し残っている場合は、ご飯と合わせてトマトリゾット風にできます。
材料
- 余ったご飯:茶碗1杯分
- カットトマト:100~150g程度
- 水:適量
- 玉ねぎ:適量
- スープの素:適量
- チーズ:好みで適量
作り方
- 玉ねぎを細かく切り、鍋で炒めます。
- トマトと水を加えます。
- スープの素を加えて味を調えます。
- ご飯を加え、ほぐしながら加熱します。
- 好みでチーズを加えます。
トマトの酸味や使用するスープの素によって味が変わるため、調味料は一度にたくさん入れず、味を確認しながら調整しましょう。
5.和風だしリゾット風
牛乳やトマトを使わず、和風の味にしたい場合は、だしを使う方法があります。
材料
- 余ったご飯:茶碗1杯分
- だし:200ml程度
- きのこ・ねぎなど:適量
- しょうゆ:少量
- 卵:好みで1個
作り方
- 鍋にだしを入れて加熱します。
- きのこなどの具材を加え、十分に加熱します。
- ご飯を加えてほぐします。
- しょうゆを少量加えて味を調えます。
- 卵を加える場合は最後に入れ、十分に加熱します。
ねぎや海苔などを仕上げに加えてもよいでしょう。
ご飯を煮込みすぎるとやわらかくなりすぎるため、好みの状態になったら火を止めます。
6.冷ご飯で簡単ドリア
ご飯とチーズがある場合は、ドリアにすると別の料理として食べやすくなります。
材料
- 余ったご飯:茶碗1杯分
- ホワイトソース:適量
- ピザ用チーズ:適量
- 玉ねぎ・きのこなど:好みで適量
作り方
- ご飯を温めます。
- 耐熱皿にご飯を入れます。
- 加熱した野菜やホワイトソースをのせます。
- ピザ用チーズをかけます。
- トースターやオーブンで、使用する機器の説明書に従って加熱します。
冷蔵庫にブロッコリー、きのこ、玉ねぎなどが少量残っていれば、一緒に使うこともできます。
耐熱皿が非常に熱くなるため、取り出すときはやけどに注意してください。
7.フライパンでライスグラタン風
オーブンやトースターを使わず、フライパンでグラタン風に仕上げる方法もあります。
材料
- 余ったご飯:茶碗1杯分
- 牛乳:適量
- 玉ねぎ:適量
- ツナやハム:好みで適量
- ピザ用チーズ:適量
作り方
- 玉ねぎなどの具材をフライパンで十分に炒めます。
- ご飯と牛乳を加えます。
- 全体を混ぜながら温めます。
- チーズをのせます。
- ふたをしてチーズが溶けるまで加熱します。
牛乳を一度に入れすぎると水っぽくなるため、少量ずつ加えて調整すると作りやすくなります。
8.余ったご飯で簡単おにぎりアレンジ
余ったご飯が少量なら、具材を混ぜておにぎりにするだけでも使い切れます。
冷蔵庫や食品棚にあるものを確認しながら組み合わせてみましょう。
- 鮭+ごま
- ツナ+少量のマヨネーズ
- 塩昆布+ごま
- かつお節+しょうゆ
- チーズ+おかか
具材によって塩分が異なるため、味の濃い食材を使う場合は追加する調味料を控えめにします。
具材に加熱が必要なものを使用する場合は、十分に加熱してから混ぜてください。
9.きなこご飯の簡単おやつ
ご飯がほんの少しだけ残った場合は、きなこを使って甘いアレンジにする方法もあります。
材料
- 温めたご飯:少量
- きなこ:適量
- 砂糖:好みで適量
作り方
- 保存状態に問題のないご飯を十分に温めます。
- きなこと砂糖を混ぜます。
- ご飯に少量ずつまぶします。
きなこや砂糖の量は好みに合わせて調整してください。
余ったご飯をすべて主食として使うのではなく、少量ならこうした食べ方も選べます。
どのご飯リメイクにするか迷ったときの選び方
9種類から選びにくい場合は、ご飯の量や冷蔵庫にある食材から考えてみましょう。
- 卵と野菜がある → チャーハン
- しょうゆだけで作りたい → 焼きおにぎり
- チーズが余っている → チーズリゾット・ドリア
- トマト缶が残っている → トマトリゾット
- だしを使いたい → 和風リゾット
- 少量のご飯だけ残っている → おにぎり・きなこご飯
余ったご飯を使うために新しい食材をたくさん買う必要はありません。
「余ったご飯+冷蔵庫に残っている食材」から料理を決めると、ほかの食材も使い切りやすくなります。
固くなったご飯はどう使えばいい?
冷蔵したご飯は水分が抜け、炊きたてより硬く感じることがあります。
その場合は料理に合わせて使い方を変えましょう。
チャーハンや焼きおにぎりの場合
電子レンジなどで軽く温め、ご飯をほぐしてから使うと形を整えたり炒めたりしやすくなります。
リゾットやスープ系の場合
だし、牛乳、トマトソースなどの水分を加えて温めることで、硬くなったご飯を料理として使いやすくできます。
ドリアの場合
ソースを合わせることで、ご飯の乾燥した食感が気になりにくくなります。
ただし、硬いからといって保存状態に問題がないとは限りません。使う前には、いつ保存したご飯なのか、適切に保存されていたかも確認しましょう。
余ったご飯を保存するときに気をつけたいこと
炊いたご飯を保存するときは、室温に長時間置いたままにしないことが大切です。
食べない分は早めに小分けするなどして、適切な方法で保存しましょう。
「冷蔵なら必ず○日」「冷凍なら必ず○週間」と一律に考えるのではなく、保存状態や使用する冷蔵庫・冷凍庫なども考慮し、状態を確認しながら扱うことが大切です。
冷凍する場合は1食分ずつ分ける
ご飯を冷凍する場合は、1回に食べる量ごとに分けておくと使いやすくなります。
- 炊いたご飯のうち、食べない分を分けます。
- 1食分程度ずつラップなどで包みます。
- 必要に応じて冷凍用保存袋などに入れます。
- 保存した日が分かるようにしておきます。
食べるときに必要な分だけ取り出せるため、余分に解凍することも減らせます。
リメイクでも「状態がおかしいご飯」は使わない
リゾットやチャーハンなどにして再加熱するからといって、保存状態に問題があるご飯を安全な状態へ戻せるわけではありません。
次のような場合は特に注意しましょう。
- 長時間室温に置いていた
- いつ炊いたご飯かわからない
- いつ保存したのかわからない
- 通常とは異なるにおいがする
- 見た目や状態に違和感がある
「もったいないから」という理由だけで無理に使うことは避けましょう。
食材をムダなく使うことと、状態に不安のある食品を食べることは別です。
余ったご飯を減らすには炊く量も見直そう
リメイク方法を知っておくと余ったご飯を使いやすくなりますが、毎回余らせる必要はありません。
ご飯が頻繁に余る場合は、普段どのくらい炊いて、どのくらい残っているのか一度確認してみましょう。
たとえば毎回茶碗1杯程度余るなら、次回から炊く量を少し減らしてみる方法があります。
一方、多めに炊いて後日食べることを前提にしている場合は、食べない分を早めに1食分ずつ保存しておくと管理しやすくなります。
まとめ|余ったご飯は別の料理にして使い切ろう
余ったご飯は、温め直してそのまま食べるだけでなく、いろいろな料理に活用できます。
今回紹介したのは次の9種類です。
- 冷ご飯の定番チャーハン
- 香ばしいしょうゆ焼きおにぎり
- 簡単チーズリゾット
- トマトリゾット風
- 和風だしリゾット風
- 冷ご飯で簡単ドリア
- フライパンでライスグラタン風
- 簡単おにぎりアレンジ
- きなこご飯の簡単おやつ
少量なら焼きおにぎりやおにぎりアレンジ、硬くなっているならリゾット、チーズが残っているならドリアなど、ご飯の状態や手元の食材から料理を選ぶと無理なく使いやすくなります。
大切なのは、余ったご飯を使うために新しい食材を増やすのではなく、冷蔵庫にある食材と組み合わせながら一緒に使い切ることです。
保存状態を確認したうえで、余ったご飯をその日の献立に取り入れてみてください。

