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にんにくを料理に上手に使うコツ|香りを活かす切り方・加熱方法と簡単レシピ

料理のコツと保存術
この記事は約9分で読めます。

にんにくを買ったものの、

「炒め物以外にどう使えばいい?」

「少しだけ余ったにんにくを使い切りたい」

「香りが強くなりすぎて、料理の味がまとまらない」

と困ることはありませんか?

にんにくは、少量加えるだけでも料理の印象を変えやすい食材です。

ただし、切り方や加熱方法によって香りの出方が変わるため、使い方を知っておくと毎日の料理に取り入れやすくなります。

難しいレシピをたくさん覚える必要はありません。

切り方を変える・弱火で香りを出す・余り野菜と炒めるといった基本を押さえておけば、肉・魚・野菜・パスタ・スープなど幅広い料理に応用できます。

この記事では、にんにくの香りを料理に活かすコツと、余ったにんにくを使いやすい簡単料理を紹介します。

にんにくは切り方で料理への使い方を変えられる

にんにくを使うとき、最初に考えたいのが切り方です。

毎回みじん切りにする必要はありません。

作りたい料理に合わせて、

  • 丸ごと
  • スライス
  • みじん切り
  • すりおろし

を使い分けると便利です。

丸ごとは煮込みや焼き料理に

皮をむいたにんにくを丸ごと使えば、スライスやみじん切りとは違った食感を楽しめます。

肉料理や煮込み料理など、じっくり加熱する料理に合わせやすい使い方です。

スライスは炒め物やパスタに

薄くスライスすると油と合わせやすく、炒め物やパスタなどに利用できます。

見た目にもにんにくが分かりやすいので、料理のアクセントにもなります。

みじん切りは料理全体に香りを広げたいときに

細かく刻むと料理全体になじみやすくなります。

チャーハン、野菜炒め、ひき肉料理、トマトソースなどに使いやすい方法です。

すりおろしは下味やタレに

すりおろしたにんにくは、肉の下味やタレなどへ混ぜやすくなります。

少量でも料理全体になじみやすいため、最初からたくさん入れず、味を見ながら調整するとよいでしょう。

にんにく料理は「弱火から」が作りやすい

にんにくを炒めるときにありがちなのが、

にんにくだけ先に焦げてしまうこと。

特に細かく切ったにんにくは焦げやすいため、強火で一気に炒めるより、油と合わせて弱めの火から加熱すると扱いやすくなります。

フライパンへ油とにんにくを入れ、様子を見ながらゆっくり加熱します。

香りが立ってきたら、肉や野菜など次の材料を加えます。

たとえば野菜炒めなら、

油+にんにく

弱めの火で加熱

香りが立ったら野菜を加える

味付けする

というシンプルな流れです。

にんにくが濃い茶色になるまで炒める必要はありません。

焦げると苦みにつながることがあるため、ほかの食材を入れるタイミングを逃さないようにしましょう。

余ったにんにくは「いつもの料理」に少し加える

にんにくを使い切るために、特別な料理を作る必要はありません。

1~2片だけ残っているなら、いつもの料理へ加えてみましょう。

たとえば、

野菜が余っている
→ ガーリック炒め

きのこが余っている
→ きのこのガーリック炒め

ご飯が余っている
→ ガーリックライス

パスタがある
→ にんにくを使ったシンプルパスタ

鶏肉がある
→ ガーリックチキン

というように考えられます。

「にんにくで何を作るか」ではなく、今日作る料理ににんにくを使えないかと考える方が、普段の献立へ取り入れやすくなります。

1.余り野菜のガーリック炒め

冷蔵庫に少しずつ野菜が残っているときに作りやすい一品です。

材料

  • にんにく……1片
  • キャベツ……適量
  • ピーマン……適量
  • 玉ねぎ……適量
  • きのこなど……適量
  • 油……適量
  • しょうゆ……適量
  • 塩・こしょう……少量

野菜はすべてそろえる必要はありません。

家にあるものだけで大丈夫です。

作り方

  1. にんにくを薄切りまたはみじん切りにします。
  2. 野菜を食べやすい大きさに切ります。
  3. フライパンに油とにんにくを入れ、弱めの火で加熱します。
  4. 香りが立ってきたら野菜を加えます。
  5. 野菜に火が通るまで炒めます。
  6. しょうゆ、塩、こしょうなどで味を調えます。

キャベツ2枚、ピーマン1個、玉ねぎ1/4個など、中途半端に残っている野菜をまとめて使えるのがポイントです。

2.きのこのガーリックしょうゆ炒め

しめじやエリンギなどが少し残っているときは、にんにくと一緒に炒めてみましょう。

材料

  • にんにく……1片
  • しめじ・エリンギなど……適量
  • 油またはバター……適量
  • しょうゆ……少量

作り方

にんにくを薄切りにして、油などと一緒に弱めの火で加熱します。

香りが立ってきたら、食べやすくしたきのこを加えて炒めます。

きのこに火が通ったら、しょうゆを少量加えて味を調えます。

複数種類のきのこが少しずつ余っている場合は、まとめて使っても構いません。

3.簡単ガーリックライス

冷やご飯とにんにくが残っているなら、ガーリックライスにする方法もあります。

材料

  • ご飯……1膳分
  • にんにく……1片
  • 油またはバター……適量
  • しょうゆ……少量
  • 塩・こしょう……適量

作り方

  1. にんにくをみじん切りにします。
  2. フライパンに油とにんにくを入れて弱めの火で加熱します。
  3. 香りが立ったらご飯を加えます。
  4. 全体を炒め合わせます。
  5. しょうゆ、塩、こしょうなどで味を調えます。

長ねぎ、玉ねぎ、きのこなどが余っていれば、一緒に加えてもよいでしょう。

「ガーリックライス用の材料」を新しく用意するのではなく、冷蔵庫にある食材を優先すると使い切りにつながります。

4.鶏肉のガーリックしょうゆ焼き

にんにくは肉料理の味付けにも使いやすい食材です。

材料

  • 鶏肉……食べる分
  • にんにく……1片
  • しょうゆ……適量
  • みりん……適量
  • 油……少量

作り方

  1. にんにくを薄切りにします。
  2. 鶏肉を食べやすい大きさにします。
  3. フライパンに油を入れ、鶏肉を焼きます。
  4. 中心まで十分に加熱します。
  5. にんにくを加えて焦がさないように加熱します。
  6. しょうゆとみりんを加えて全体に絡めます。

にんにくを最初から入れて長時間焼くと焦げやすいため、料理に合わせて加えるタイミングを調整しましょう。

玉ねぎやきのこなどを加えれば、付け合わせも一緒に作れます。

5.にんにくとトマトの簡単パスタ

パスタ料理は、にんにくを使いやすい定番料理の一つです。

材料

  • パスタ……1人分
  • にんにく……1片
  • トマトまたはトマト缶……適量
  • オリーブオイル……適量
  • 塩……適量

作り方

  1. パスタを商品の表示に従ってゆでます。
  2. にんにくを薄切りまたはみじん切りにします。
  3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れます。
  4. 弱めの火で加熱します。
  5. トマトを加えて加熱します。
  6. ゆでたパスタを加えて全体を合わせます。
  7. 塩などで味を調えます。

玉ねぎ、なす、きのこなどが残っていれば、ソースへ加えるのもおすすめです。

6.じゃがいものガーリック焼き

じゃがいもとにんにくを組み合わせれば、シンプルな副菜を作れます。

材料

  • じゃがいも……2個
  • にんにく……1片
  • 油……適量
  • 塩・こしょう……適量

作り方

じゃがいもを食べやすい大きさにし、加熱して火を通しておきます。

フライパンへ油とにんにくを入れて加熱し、じゃがいもを加えて焼きます。

表面が好みの状態になったら、塩やこしょうで味を調えます。

にんにくを焦がさないよう、火加減を調整しながら仕上げましょう。

7.にんにくを使った簡単スープ

にんにくが1片だけ残ったときは、スープに加える方法もあります。

材料

  • にんにく……1片
  • 玉ねぎ……適量
  • キャベツ……適量
  • にんじん……適量
  • きのこ……適量
  • 好みのスープ……適量

野菜は冷蔵庫にあるものを使います。

作り方

にんにくを薄切りにし、野菜と一緒に煮込みます。

火が通ったら、コンソメや家庭で普段使っているスープの味付けで仕上げます。

にんにくを主役にするのではなく、いつもの野菜スープへ少量加えるくらいにすると取り入れやすくなります。

にんにくチップは料理の仕上げにも使える

薄切りにしたにんにくを油で加熱し、カリッと仕上げたにんにくチップも料理のアクセントになります。

サラダ、パスタ、肉料理など、食べる直前に少量のせれば、食感と香ばしさを加えられます。

作るときのポイントは、焦がさないことです。

薄切りのにんにくは色付き始めると変化が早いため、強火で一気に仕上げようとせず、様子を見ながら加熱します。

チューブにんにくも普段の料理なら便利

「生のにんにくを買っても余らせてしまう」

という場合は、市販のチューブタイプを利用する方法もあります。

皮をむいたり刻んだりする必要がなく、炒め物、チャーハン、スープ、肉の下味などへ少量加えられます。

生のにんにくとは風味や使い勝手が異なりますが、

少量だけ使いたい

包丁やまな板を使いたくない

という日には便利です。

商品によって使用方法や保存方法が異なるため、パッケージの表示を確認してください。

にんにくを使い切るために覚えたい4つの使い方

にんにくレシピを何十種類も覚える必要はありません。

次の4つを覚えておくだけでも、普段の料理に活用できます。

1.炒め物に使う

キャベツ、もやし、ピーマン、きのこなど、余った野菜と組み合わせます。

2.肉や魚の味付けに使う

しょうゆなど普段使っている調味料と組み合わせれば、いつもの料理に変化を付けられます。

3.ご飯や麺に使う

ガーリックライス、チャーハン、パスタなどに使えます。

4.スープや煮込み料理に加える

1片だけ残った場合にも使いやすい方法です。

**「にんにく専用の料理を作る」のではなく、「いつもの料理に使う」**と考えると、使い切りやすくなります。

にんにくを余らせないための3つの工夫

必要以上に買わない

にんにくを頻繁に使わない家庭では、大容量の商品を買っても使い切れない場合があります。

普段どのくらい使っているかを考えて、家庭に合った量を選びましょう。

買ったら使う料理をいくつか決める

「いつか使う」と考えて保存するだけでは、使い忘れることがあります。

たとえば、

1片 → 野菜炒め

1片 → 鶏肉料理

1片 → パスタ

というように、大まかな使い道を考えておくと便利です。

少量余ったら普段の料理へ

1片だけ残っている場合は、新しいレシピを探さなくても構いません。

その日の味噌汁やスープ、野菜炒め、チャーハンなどに利用できないか考えてみましょう。

保存は商品や状態に合わせて適切に

にんにくを一度に使い切れない場合は、適切に保存する必要があります。

特に皮をむいたものや切ったものは、丸ごとのにんにくとは状態が異なります。

市販の商品であれば表示されている保存方法を確認し、状態に合わせて適切に扱いましょう。

また、保存していたにんにくに明らかな異変が見られる場合は、「加熱すれば使える」と自己判断して無理に料理へ利用しないことも大切です。

まとめ|にんにくは「いつもの料理」に少し使うと使い切りやすい

にんにくは、特別な料理を作らなくても普段の食卓に取り入れられます。

今回紹介した料理は、

  1. 余り野菜のガーリック炒め
  2. きのこのガーリックしょうゆ炒め
  3. 簡単ガーリックライス
  4. 鶏肉のガーリックしょうゆ焼き
  5. にんにくとトマトの簡単パスタ
  6. じゃがいものガーリック焼き
  7. にんにくを使った簡単スープ

の7種類です。

ポイントは、レシピのために新しい食材を買い足さないこと。

キャベツが余っていたら炒め物に。

きのこが残っていたらガーリック炒めに。

冷やご飯があればガーリックライスに。

鶏肉を使う日なら味付けに加える。

このように、冷蔵庫にある食材へにんにくを組み合わせると無理なく使えます。

さらに、

スライスする・刻む・すりおろす

と切り方を変えるだけでも料理への使い方が広がります。

「にんにくを使うために何を作ろう?」ではなく、

「今日の料理に、余っているにんにくを使えないかな?」

と考えてみてください。

いつもの炒め物やスープ、肉料理などに少し取り入れるだけでも、余ったにんにくを使いやすくなります。