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巻きすに裏表はある?向きの見分け方と巻き寿司の基本的な使い方

料理のコツと保存術
この記事は約7分で読めます。

巻き寿司を作ろうとして巻きすを広げたとき、

「どちらの面を上にすればいいの?」

と迷ったことはありませんか。

竹製の巻きすは、竹の形や糸の見え方が表裏で異なることがあります。ただし、製品によって形状や作りは異なるため、「必ずこちらが表」と見た目だけで決めつける必要はありません。

大切なのは、巻きすの構造を確認し、海苔や酢飯をのせやすい状態で使うことです。

この記事では、巻きすの向きを確認するときのポイントから、巻き寿司の基本的な巻き方、ラップを併用する方法、使用後のお手入れまで紹介します。

初めて巻き寿司を作る方も、実際の調理で迷わないよう順番に確認していきましょう。

巻きすの裏表はどう見分ける?

一般的な竹製の巻きすを見ると、片側は比較的なめらかで、反対側は竹の節や糸などが目立つことがあります。

ただし、巻きすにはさまざまな製品があります。

竹の形状や編み方、糸の位置などが異なるため、見た目だけで表裏を判断できない場合もあります。

まずは手元の巻きすを広げて、両面を確認してみましょう。

なめらかな面を確認する

竹製の巻きすでは、比較的凹凸が少なく、竹がそろっている面があります。

巻き寿司を作るときは、このような食材を置きやすい面を上にすると扱いやすいでしょう。

ただし、製品によって構造が異なるため、パッケージや取扱説明書に使用する向きが記載されている場合は、その説明を優先してください。

糸や竹の節も確認する

巻きすによっては、片側から糸の結び目や竹の節が目立って見える場合があります。

凹凸が大きい面に食材を直接置くと扱いにくいことがあるため、実際に両面を触って確認すると分かりやすくなります。

「表・裏」という名称だけで判断するより、

  • 食材を置きやすいか
  • 巻いたときに動かしやすいか
  • 凹凸や糸が邪魔にならないか

を確認する方が実用的です。

巻き寿司を作るときの巻きすの使い方

一般的な海苔巻きを作る場合は、巻きすを広げ、その上に海苔を置いて使います。

海苔にも表裏があり、一般的には光沢のある面を下側にして、ざらつきのある面に酢飯を広げます。

農林水産省が紹介している恵方巻きの作り方でも、海苔の光沢のある面を下向きに置き、その上に酢飯を広げる方法が紹介されています。

1.巻きすを広げる

まず、清潔で乾いた巻きすを平らな場所に広げます。

竹の向きや巻きすの構造を確認し、巻きやすい方向に置きましょう。

2.海苔を置く

巻きすの上に海苔を置きます。

一般的な巻き寿司では、海苔の光沢のある面を下、ざらつきのある面を上にします。

その上へ酢飯を広げます。

3.酢飯を広げる

酢飯は海苔全体へ厚くのせるのではなく、なるべく均一になるよう広げます。

巻き終わりになる部分には少し余白を残しておくと、最後にまとめやすくなります。

農林水産省の恵方巻きの作り方でも、海苔の上側を少し残して酢飯を広げています。

4.具材を並べる

酢飯の上に具材を並べます。

具材を入れすぎると巻きにくくなるため、最初は少なめにすると扱いやすくなります。

きゅうりや卵焼きなど長さのある具材は、できるだけ同じ方向にそろえて置きます。

5.手前から巻く

具材が動かないよう軽く押さえながら、巻きすの手前側を持ち上げます。

そのまま具材を包むように奥へ巻いていきます。

最初から強く押しつぶすのではなく、具材をまとめながら形を整えるイメージで巻くと作業しやすくなります。

6.形を整える

巻き終わったら、巻きすの上から軽く形を整えます。

丸く仕上げたい場合は全体を均等に、少し角のある形にしたい場合は側面を意識して整えます。

その後、巻きすを外します。

巻きすの向きを間違えたら作り直す必要はある?

途中で「反対の面を使っていたかも」と気付いても、必ず最初から作り直さなければならないわけではありません。

問題なく巻けているのであれば、そのまま仕上げられる場合があります。

一方、

  • ご飯が巻きすに入り込む
  • 糸や竹の凹凸が邪魔になる
  • 巻きすが動かしにくい

といった場合は、一度作業を止めて向きを確認しましょう。

必要に応じてラップを間に挟む方法もあります。

重要なのは「表裏を間違えないこと」そのものではなく、食材を扱いやすく、形を整えやすい状態で使うことです。

酢飯が外側になる巻き寿司はラップを活用する

酢飯が海苔の内側に入る一般的な巻き寿司とは異なり、ご飯が外側になる巻き寿司では、ご飯が巻きすへ付着しやすくなります。

このような場合は、巻きすと食材の間に食品用ラップを挟むと扱いやすくなります。

ラップを使うことで、酢飯が竹の隙間へ入り込むのを抑えられ、後片付けもしやすくなります。

ただし、ラップを使えば巻きすを洗わなくてよいという意味ではありません。

食品に触れる調理器具は、使用後に汚れを落として清潔に保ちましょう。

巻きすがないときはラップでも代用できる

「巻き寿司を作りたいけれど巻きすがない」という場合は、食品用ラップを利用する方法もあります。

農林水産省が紹介する恵方巻きの作り方でも、巻きすの代わりにラップを使用できるとされています。

ラップを広げ、その上に海苔・酢飯・具材を置き、ラップを持ち上げながら巻いていきます。

巻きすほど形を整えやすくない場合がありますが、家庭で少量の巻き寿司を作る場合には便利です。

ラップを巻き込まないよう注意しながら作業しましょう。

巻きすを使った後のお手入れ

竹製の巻きすは、竹の隙間や糸の周辺にご飯などが残りやすいため、使用後は汚れを確認します。

特に酢飯や具材が直接触れた場合は、そのまま放置せず早めにお手入れしましょう。

使用している製品の表示を確認する

巻きすは素材や加工方法によって適した洗い方が異なる場合があります。

洗剤の使用可否や食器洗い乾燥機への対応などについては、商品のパッケージやメーカーの説明を確認してください。

一律に「洗剤を使ってはいけない」「熱湯をかければよい」と判断するのではなく、製品に合った方法で手入れすることが大切です。

汚れを残さない

竹と竹の隙間や糸の周辺には、米粒などが入り込むことがあります。

目に見える汚れだけでなく、隙間も確認しながら洗いましょう。

強くこすって竹や糸を傷めないよう注意します。

洗った後は十分に乾かす

洗った巻きすは水分をよく切り、十分に乾燥させてから収納します。

湿った状態のまま収納すると、においやカビなどの原因になることがあります。

乾燥後も湿気の多い場所を避けて保管しましょう。

竹製と樹脂製の巻きすは何が違う?

巻きすには昔ながらの竹製だけでなく、樹脂などで作られた製品もあります。

竹製

竹製は一般的な巻き寿司に使われる昔ながらのタイプです。

竹を糸でつないだ構造になっているものが多く、柔軟に動かしながら巻き寿司の形を整えられます。

一方、竹や糸の隙間に食材が入り込むことがあるため、使用後のお手入れが必要です。

樹脂製

樹脂製は製品によって形状や表面加工が異なります。

洗いやすさを特徴としている商品もありますが、食器洗い乾燥機への対応などは商品によって違います。

購入時には、サイズだけでなく洗い方や耐熱温度などの商品表示も確認するとよいでしょう。

巻きすを使うときによくある疑問

巻きすには絶対に正しい裏表がある?

巻きすの形状は製品によって異なるため、「すべての巻きすは必ずこの面を上にする」と一律に考える必要はありません。

手元の製品の形状を確認し、メーカーから使い方が示されている場合は、その説明に従いましょう。

巻きすの向きを間違えると巻き寿司は失敗する?

向きを間違えたからといって、必ず失敗するわけではありません。

巻きやすく、食材が巻きすへ入り込みにくい状態になっていれば、そのまま作れることもあります。

ラップだけでも巻き寿司は作れる?

作れます。

巻きすがない場合は、食品用ラップを利用して巻く方法があります。

ただし、形を整えるときにラップまで巻き込まないよう注意しましょう。

海苔はどちらの面を上にする?

一般的な巻き寿司では、海苔の光沢のある面を下側にして置き、ざらつきのある面へ酢飯を広げます。

商品や作る料理によって扱い方が異なる場合もあるため、レシピに指定があればそちらを確認してください。

まとめ|巻きすは裏表だけでなく「巻きやすさ」で確認しよう

巻きすを初めて使うと、「表と裏のどちらを上にするのが正解なのだろう」と迷うことがあります。

竹製の巻きすは、両面で竹の凹凸や糸の見え方が異なることがありますが、製品によって構造はさまざまです。

そのため、見た目だけで一律に判断するのではなく、手元の巻きすを確認して使いましょう。

巻き寿司を作るときは、

  • 巻きすを平らに広げる
  • 海苔の上に酢飯を均一に広げる
  • 巻き終わりに少し余白を残す
  • 具材を入れすぎない
  • 具材を押さえながら手前から巻く
  • 巻き終わったら形を整える

という基本を押さえておくと作業しやすくなります。

ご飯が外側になる巻き寿司ではラップを併用し、巻きすがない場合はラップだけで巻く方法もあります。

また、使用後は商品の表示に合った方法で汚れを落とし、十分に乾燥させてから保管しましょう。

「裏表を絶対に間違えないこと」にこだわるより、手元の巻きすの構造を確認し、作る巻き寿司に合わせて扱いやすい方法を選ぶことが大切です。