鍋料理や炒め物のために白菜を買ったものの、半玉や4分の1ほど残ってしまうことはありませんか。
白菜は葉が重なっているため、見た目以上に量があります。少しだけ使うつもりで切っても、冷蔵庫へ戻したまま使い忘れてしまうことがあります。
余った白菜は、残っている量に合わせて料理を選ぶと使いやすくなります。
- 少量なら、みそ汁や卵炒め
- 4分の1程度なら、豚肉との蒸し煮やクリーム煮
- 半玉近くあるなら、鍋物や具だくさんスープ
この記事では、余った白菜の保存方法と状態の確認ポイント、少量から大量まで使える簡単レシピ7品を紹介します。
余った白菜は残っている量から使い道を決めよう
白菜を使い切るために、特別な料理を何品も作る必要はありません。
最初に残っている量を確認し、いつもの献立へ取り入れやすい料理を選びましょう。
| 残っている量 | 使いやすい料理 |
|---|---|
| 葉2~3枚程度 | みそ汁、スープ、卵炒め |
| 8分の1程度 | 塩昆布和え、ツナ炒め |
| 4分の1程度 | 豚肉との蒸し煮、クリーム煮 |
| 半玉程度 | 鍋物、具だくさんスープ |
白菜を使うためだけに新しい材料を増やすと、今度は別の食材が余ることがあります。
豚肉、卵、ツナ、きのこ、油揚げなど、冷蔵庫にある材料から組み合わせを考えるのが使い切るポイントです。
切った白菜を保存するときのポイント
半分や4分の1に切った白菜は、切り口が乾燥しないようにして冷蔵庫で保存します。
- 白菜の切り口や葉の間に傷みがないか確認します。
- 切り口をキッチンペーパーなどで覆います。
- 食品用ラップで包むか、保存袋へ入れます。
- 冷蔵庫や野菜室で保存します。
キッチンペーパーが水っぽくなったり汚れたりした場合は、新しいものへ交換してください。
白菜の状態や冷蔵庫の環境によって保存できる期間は変わります。「冷蔵なら必ず何日食べられる」と日数だけで判断せず、なるべく早めに料理へ使いましょう。
野菜全般の保存方法については、野菜を買いすぎたときはどうする?傷む前にできる保存方法と使い切るコツでも紹介しています。
すぐに使わない白菜は冷凍も検討する
数日以内に使う予定がない場合は、料理で使いやすい大きさに切って冷凍する方法があります。
- 白菜を洗い、傷んだ部分があれば取り除きます。
- 葉と芯を料理で使いやすい大きさに切ります。
- 水気をしっかり拭き取ります。
- 1回に使う量ごとに冷凍用保存袋へ入れます。
- 袋の空気を抜き、平らにして冷凍します。
家庭で冷凍した白菜は、生の白菜とは食感が変わります。サラダより、みそ汁、スープ、鍋物、煮物などの加熱料理に使うと取り入れやすくなります。
冷凍した白菜は、料理に合わせて凍ったまま鍋などへ加え、中心まで十分に加熱してください。
余った白菜を使う前に状態を確認する
保存していた白菜を使う前は、切り口だけでなく、葉の間や芯の状態も確認しましょう。
次のような変化が見られる場合は、無理に料理へ使わないことが大切です。
- カビのようなものが見える
- 広い範囲に強い変色がある
- 強いぬめりや糸引きがある
- 葉が崩れるほどやわらかくなっている
- 普段とは明らかに異なるにおいがする
- 保存した時期や保存状態が分からない
外側の葉が少し乾燥している場合でも、それだけで安全性を判断することはできません。保存状況や、ほかの変化もあわせて確認してください。
加熱すれば状態の悪くなった白菜が必ず安全になるわけではありません。判断に迷う場合は、味見をせず使用を控えましょう。
余った白菜を使い切る簡単レシピ7品
1.白菜2~3枚で作るみそ汁
白菜が数枚だけ残っている場合は、みそ汁の具にすると使いやすくなります。
材料(2人分)
- 白菜:2~3枚
- だし:400ml程度
- みそ:適量
- 油揚げ、豆腐、きのこなど:あれば適量
作り方
- 白菜を洗い、葉と芯を食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にだしと白菜の芯を入れて加熱します。
- 芯がやわらかくなってきたら葉とほかの具材を加えます。
- 具材へ十分に火を通します。
- 火を弱め、みそを溶き入れます。
白菜の芯は葉より火が通りにくいため、先に鍋へ入れると仕上がりをそろえやすくなります。
2.白菜と卵の炒め物
白菜と卵があれば、朝食や副菜に取り入れやすい炒め物を作れます。
材料(2人分)
- 白菜:2~3枚
- 卵:2個
- 油:適量
- しょうゆ:小さじ1程度
- 塩・こしょう:少々
作り方
- 白菜を洗い、芯は細め、葉は食べやすい大きさに切ります。
- 卵を溶き、油を熱したフライパンで軽く炒めて一度取り出します。
- 同じフライパンで白菜の芯を炒めます。
- 葉を加え、水分を飛ばしながら炒めます。
- 卵を戻し、しょうゆ、塩、こしょうで味を調えます。
白菜から水分が出やすいため、一度にたくさん入れすぎず、様子を見ながら炒めましょう。
3.白菜と塩昆布の簡単和え
8分の1程度の白菜なら、塩もみしてかさを減らすと使いやすくなります。
材料(2人分)
- 白菜:8分の1程度
- 塩:少量
- 塩昆布:適量
- ごま:好みで適量
作り方
- 白菜をよく洗い、細切りにします。
- 少量の塩を加えてもみ、しばらく置きます。
- 出てきた水分をしっかり絞ります。
- 塩昆布を加えて混ぜます。
- 好みでごまを加えます。
塩昆布には塩気があるため、最初に加える塩は控えめにします。作ったものは室温へ長時間置かず、食べ切れる量を作りましょう。
4.白菜とツナのしょうゆ炒め
ツナ缶と組み合わせると、白菜だけでは物足りないときの副菜になります。
材料(2人分)
- 白菜:8分の1程度
- ツナ缶:1缶
- しょうゆ:小さじ1程度
- こしょう:少々
作り方
- 白菜を洗い、食べやすい大きさに切ります。
- フライパンへツナと白菜の芯を入れて炒めます。
- 白菜の葉を加え、全体へ火を通します。
- しょうゆとこしょうで味を調えます。
油漬けのツナを油ごと使う場合は、追加する油の量を調整してください。ツナの味を確認してから調味料を加えると、味が濃くなりすぎるのを防ぎやすくなります。
5.白菜と豚肉のフライパン蒸し
4分の1程度残っている白菜は、豚肉と重ねて蒸すとかさが減り、まとまった量を使えます。
材料(2~3人分)
- 白菜:4分の1程度
- 豚薄切り肉:200g程度
- 水または酒:大さじ2程度
- ポン酢など:好みで適量
作り方
- 白菜を洗い、食べやすい大きさに切ります。
- フライパンへ白菜と豚肉を交互に重ねます。
- 水または酒を加え、ふたをして加熱します。
- 途中で状態を確認し、豚肉の中心まで十分に火を通します。
- 器に盛り、好みでポン酢などを添えます。
豚肉の赤い部分が残っていないか確認し、白菜から出た水分だけに頼らず、焦げ付きにも注意してください。
6.白菜ときのこのクリーム煮
白菜は牛乳を使った煮込み料理にも取り入れられます。きのこや玉ねぎが余っている場合は、一緒に使いましょう。
材料(2人分)
- 白菜:4分の1程度
- しめじなどのきのこ:適量
- 玉ねぎ:4分の1個程度
- 牛乳:200ml程度
- 薄力粉:大さじ1程度
- 油またはバター:少量
- スープの素:商品表示に合わせて適量
作り方
- 白菜と玉ねぎを食べやすく切り、きのこをほぐします。
- 鍋またはフライパンで玉ねぎ、白菜の芯、きのこを炒めます。
- 白菜の葉を加えて炒めます。
- 薄力粉を振り入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
- 牛乳を少量ずつ加えて混ぜます。
- スープの素を加え、具材へ十分に火を通します。
牛乳を入れた後は強く沸騰させ続けず、焦げ付かないよう混ぜながら加熱してください。
7.半玉の白菜を使える具だくさんスープ
白菜が半玉近く残っている場合は、大きな鍋でスープにすると一度に使いやすくなります。
材料(3~4人分)
- 白菜:半玉程度
- 豚肉、鶏肉、ウインナーなど:適量
- にんじん、きのこ、長ねぎなど:冷蔵庫にある分
- 水:具材が浸かる程度
- スープの素:商品表示に合わせて適量
- 塩・こしょう:少々
作り方
- 白菜とほかの野菜を洗い、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋へ水、白菜の芯、火の通りにくい野菜を入れて加熱します。
- 肉類を加え、アクが出た場合は取り除きます。
- 白菜の葉ときのこなどを加えます。
- すべての具材へ十分に火を通します。
- スープの素、塩、こしょうで味を調えます。
白菜から水分が出るため、最初から水を入れすぎないほうが味を調整しやすくなります。
一度に食べ切れないほど大量に作るのではなく、家庭で管理しやすい量を作りましょう。残った料理を保存する場合は、室温へ長時間置かず、適切に冷まして冷蔵してください。
白菜の葉と芯は料理に合わせて使い分ける
白菜は、葉と白い芯の部分で火の通り方が異なります。
- 葉:やわらかく火が通りやすい
- 芯:厚みがあり、葉より火が通るまで時間がかかる
炒め物や汁物では芯を先に加え、少し火が通ってから葉を加えると、仕上がりをそろえやすくなります。
芯を細切りやそぎ切りにすると、短時間でも加熱しやすくなります。
余った白菜を使い切るための3つのポイント
1.最初に保存する分と料理する分を分ける
白菜を切ったら、その日に料理する分と後日使う分を先に分けましょう。
後日使う分を包まずに置いたままにすると、切り口が乾燥したり、使う予定を忘れたりしやすくなります。
2.少量はいつもの料理へ加える
白菜が数枚だけなら、新しいレシピを作らなくても、みそ汁、スープ、炒め物、麺類などへ加えられます。
白菜を使い切るための料理を増やすのではなく、予定していた献立へ少しずつ加える方法も考えましょう。
3.多いときは加熱してかさを減らす
白菜が4分の1から半玉ほど残っている場合は、炒め物だけで使い切ろうとせず、蒸し煮、鍋物、スープなどを選ぶと量を減らしやすくなります。
白菜は加熱するとかさが減りますが、一度に無理な量を食べる必要はありません。食べ切れる量を料理し、残りは適切に保存しましょう。
まとめ|余った白菜は量に合わせて無理なく使い切ろう
余った白菜は、残っている量から料理を選ぶと使いやすくなります。
- 葉2~3枚なら、みそ汁や卵炒め
- 8分の1程度なら、塩昆布和えやツナ炒め
- 4分の1程度なら、豚肉との蒸し煮やクリーム煮
- 半玉程度なら、具だくさんスープや鍋物
すぐに使わない分は、切り口の乾燥を防いで冷蔵するか、料理で使いやすい大きさに切って冷凍する方法があります。
使う前には、保存状況、見た目、におい、手触りなどを確認し、状態に不安がある場合は無理に食べないようにしましょう。
冷蔵庫にある豚肉、卵、ツナ、きのこなどと組み合わせ、買い足す食材を増やさず使い切ってみてください。

