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作り置きで平日の料理をラクに|簡単おかず7品と保存・再加熱のポイント

時短・簡単レシピ
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平日の夕方、「これからおかずを何品も作るのは大変」と感じることはありませんか。

そんなときに役立つのが、時間のあるときに少量のおかずを準備しておく作り置きです。

冷蔵庫に残っているにんじんやピーマン、玉ねぎなどを使えば、食材を使い切るきっかけにもなります。

ただし、作り置きは「冷蔵庫に入れれば長期間保存できる」というものではありません。

調理前の手洗いや十分な加熱、調理後の保存方法、食べる前の再加熱など、家庭でも食品衛生を意識することが大切です。

この記事では、普段の食材で作りやすい作り置きおかず7品と、保存・再加熱するときに確認したいポイントを紹介します。

  1. 作り置きは「食べ切れる量」を作ろう
  2. 作り置きを始める前に確認したい5つのポイント
    1. 1.調理前と調理途中に手を洗う
    2. 2.包丁やまな板を清潔にする
    3. 3.加熱する料理は中心まで十分に火を通す
    4. 4.保存に使う容器を清潔にする
    5. 5.作った料理を室温に長時間置かない
  3. 平日の料理をラクにする簡単作り置きおかず7品
    1. 1.にんじんと卵の炒め物
      1. 材料(2~3人分)
      2. 作り方
    2. 2.ピーマンとちりめんじゃこのしょうゆ炒め
      1. 材料(2~3人分)
      2. 作り方
    3. 3.れんこんの甘辛炒め
      1. 材料(2~3人分)
      2. 作り方
    4. 4.さつまいものレモン煮
      1. 材料(作りやすい分量)
      2. 作り方
    5. 5.鶏むね肉の照り焼き
      1. 材料(2~3人分)
      2. 作り方
    6. 6.豚こまと玉ねぎのしょうが炒め
      1. 材料(2~3人分)
      2. 作り方
    7. 7.ちくわとピーマンの甘辛炒め
      1. 材料(2人分)
      2. 作り方
  4. 作り置きは何日保存できる?
  5. 作り置きを冷蔵保存するときのポイント
    1. 大量に作った料理は小分けして冷やす
    2. 作った日が分かるようにする
    3. 清潔な箸やスプーンで取り分ける
  6. 作り置きを食べるときは十分に再加熱する
    1. 電子レンジは加熱ムラに注意する
  7. 作り置きをお弁当に入れる場合
  8. 冷凍する場合も早めに使い切る
  9. 見た目やにおいだけで安全とは判断できない
  10. 余っている食材から作り置きを考える
  11. 1週間分をまとめて作る必要はない
  12. まとめ|作り置きは保存日数より「適切に扱って早めに食べ切る」

作り置きは「食べ切れる量」を作ろう

作り置きというと、休日に1週間分のおかずをまとめて準備するイメージがあるかもしれません。

しかし、無理に大量に作る必要はありません。

家庭では、冷蔵庫の温度や開閉回数、料理の水分量、調理時の衛生状態など、保存環境がそれぞれ異なります。

そのため、「この料理なら冷蔵○日」と日数だけで安全性を判断するのではなく、食べ切れる量を作り、適切に保存して早めに食べることを基本にしましょう。

農林水産省でも、冷蔵庫に保存した調理済み食品はなるべく早く食べ切るよう案内しています。

作り置きを長期保存のための方法ではなく、**「平日の調理を少し減らすための準備」**と考えると取り入れやすくなります。

作り置きを始める前に確認したい5つのポイント

料理を始める前に、基本的な衛生管理を確認しておきましょう。

1.調理前と調理途中に手を洗う

調理を始める前には、石けんを使って手を洗います。

特に、生の肉や魚介類、卵などを触ったあとは、そのまま保存容器や調理済みの食品に触れないようにしましょう。

手を洗ってから次の作業へ進みます。

調理途中でスマートフォンやゴミ箱などに触れた場合も、再び食品を扱う前に手を洗いましょう。

2.包丁やまな板を清潔にする

生の肉や魚介類に使った包丁やまな板を、そのまま加熱済みの料理や生で食べる食材に使うことは避けます。

調理器具を使い分けるか、使用後によく洗ってから次の作業に使用しましょう。

ふきんやタオルも清潔なものを用意します。

3.加熱する料理は中心まで十分に火を通す

肉や魚など加熱が必要な食材は、中心まで十分に火を通します。

厚みのある肉は、表面だけを見て判断せず、中心部まで加熱できているか確認しましょう。

4.保存に使う容器を清潔にする

作った料理を保存する容器も清潔なものを使います。

容器に以前の料理の汚れなどが残っていないか確認してから使用しましょう。

5.作った料理を室温に長時間置かない

調理した料理を鍋やフライパンに入れたまま、長時間室温へ置くことは避けます。

特にカレーや煮物などを多めに作った場合は、鍋のままゆっくり冷ますのではなく、保存する分を浅い容器などへ小分けして、できるだけ早く温度を下げます。

冷蔵が必要な料理は速やかに冷蔵庫へ入れましょう。

平日の料理をラクにする簡単作り置きおかず7品

ここからは、スーパーで手に入りやすい食材を使ったおかずを紹介します。

冷蔵庫に余っている食材から選んでみてください。

1.にんじんと卵の炒め物

にんじんが1本残っているときに作りやすい副菜です。

材料(2~3人分)

  • にんじん……1本
  • 卵……2個
  • ごま油……小さじ2
  • しょうゆ……小さじ2
  • 塩……少々
  • こしょう……少々

作り方

  1. にんじんを細切りにします。
  2. 卵をボウルへ割り入れて溶きます。
  3. フライパンにごま油小さじ1を入れて中火で熱します。
  4. にんじんを入れ、しんなりするまで炒めます。
  5. にんじんをフライパンの端へ寄せます。
  6. 残りのごま油を入れて溶き卵を流し入れます。
  7. 卵を加熱しながら、にんじんと混ぜ合わせます。
  8. しょうゆ、塩、こしょうで味を調えます。
  9. 卵に十分火が通ったことを確認して火を止めます。

保存する場合は清潔な容器を使用し、適切に冷蔵して早めに食べ切りましょう。

2.ピーマンとちりめんじゃこのしょうゆ炒め

ピーマンが数個余っているときに作りやすい一品です。

材料(2~3人分)

  • ピーマン……4個
  • ちりめんじゃこ……20g
  • ごま油……小さじ1
  • しょうゆ……小さじ2
  • みりん……小さじ1

作り方

  1. ピーマンを洗い、ヘタと種を取ります。
  2. ピーマンを細切りにします。
  3. フライパンにごま油を入れて中火で熱します。
  4. ちりめんじゃこを軽く炒めます。
  5. ピーマンを加えて炒めます。
  6. しょうゆとみりんを加えます。
  7. 全体を炒め合わせ、余分な汁気が少なくなったら火を止めます。

作ったあとは室温へ長時間置かず、保存する場合は適切に冷蔵します。

3.れんこんの甘辛炒め

れんこんのシャキッとした食感を生かした副菜です。

材料(2~3人分)

  • れんこん……200g
  • サラダ油……小さじ2
  • しょうゆ……大さじ1
  • みりん……大さじ1
  • 砂糖……小さじ1
  • 白いりごま……小さじ1

作り方

  1. れんこんの皮をむき、3~5mm程度の薄切りにします。
  2. 水にさらしたあと、水気をよく切ります。
  3. フライパンに油を入れて中火で熱します。
  4. れんこんを入れて火が通るまで炒めます。
  5. しょうゆ、みりん、砂糖を加えます。
  6. 調味料を全体に絡めながら炒めます。
  7. 汁気が少なくなったら白いりごまを加えて完成です。

4.さつまいものレモン煮

さつまいもが1本残っているときにも作りやすい副菜です。

材料(作りやすい分量)

  • さつまいも……1本(約250g)
  • 水……200ml
  • 砂糖……大さじ1
  • レモン汁……大さじ1
  • 塩……ひとつまみ

作り方

  1. さつまいもをよく洗います。
  2. 1~1.5cm程度の輪切りにします。
  3. 水にさらしたあと、水気を切ります。
  4. 鍋にさつまいも、水、砂糖、レモン汁、塩を入れます。
  5. 中火にかけます。
  6. 煮立ったら火を弱め、さつまいもに火が通るまで煮ます。
  7. 竹串などを刺して、やわらかくなったことを確認して火を止めます。

煮崩れを防ぎたい場合は、加熱中に何度も強く混ぜないのがポイントです。

5.鶏むね肉の照り焼き

作り置きの主菜が欲しいときに使いやすい一品です。

材料(2~3人分)

  • 鶏むね肉……1枚(約300g)
  • サラダ油……小さじ1
  • しょうゆ……大さじ1
  • みりん……大さじ1
  • 砂糖……小さじ1

作り方

  1. 鶏むね肉を食べやすい大きさに切ります。
  2. フライパンに油を入れて中火で熱します。
  3. 鶏肉を重ならないように並べます。
  4. 焼き色がついたら裏返します。
  5. 鶏肉の中心まで十分に火を通します。
  6. しょうゆ、みりん、砂糖を加えます。
  7. 調味料を全体に絡めながら加熱します。
  8. 汁気が少なくなったら火を止めます。

鶏肉は中心まで十分に加熱することが大切です。

また、生の鶏肉に使った包丁やまな板で、加熱後の料理をそのまま扱わないようにしましょう。

6.豚こまと玉ねぎのしょうが炒め

豚こま切れ肉と玉ねぎで作れる、ご飯に合わせやすい主菜です。

材料(2~3人分)

  • 豚こま切れ肉……250g
  • 玉ねぎ……1/2個
  • サラダ油……小さじ1
  • しょうゆ……大さじ1
  • みりん……大さじ1
  • すりおろししょうが……小さじ1

作り方

  1. 玉ねぎを薄切りにします。
  2. フライパンに油を入れて中火で熱します。
  3. 豚肉を入れて炒めます。
  4. 玉ねぎを加えてさらに炒めます。
  5. 豚肉の中心まで十分に火を通します。
  6. しょうゆ、みりん、しょうがを加えます。
  7. 全体へ味を絡めながら加熱して完成です。

保存したものを温めて食べる場合は、全体を十分に再加熱しましょう。

7.ちくわとピーマンの甘辛炒め

ちくわやピーマンが少しずつ残っているときに作りやすい副菜です。

材料(2人分)

  • ちくわ……4本
  • ピーマン……2個
  • ごま油……小さじ1
  • しょうゆ……小さじ2
  • みりん……小さじ2
  • 白いりごま……小さじ1

作り方

  1. ちくわを斜め薄切りにします。
  2. ピーマンはヘタと種を取り、細切りにします。
  3. フライパンにごま油を入れて中火で熱します。
  4. ピーマンを炒めます。
  5. ちくわを加えてさらに炒めます。
  6. しょうゆとみりんを加えます。
  7. 汁気が少なくなるまで炒めます。
  8. 白いりごまを加えて完成です。

ちくわなどの加工食品は、開封後の取り扱いについて商品の表示を確認し、早めに使い切りましょう。

作り置きは何日保存できる?

作り置きをすると、「冷蔵庫で何日保存できる?」という点が気になります。

しかし、家庭で作った料理について、料理名だけを基準に**「必ず○日間大丈夫」と判断することはできません。**

保存状態は、使用した材料だけでなく、

  • 加熱状態
  • 料理の水分量
  • 調理時の衛生状態
  • 保存容器
  • 冷蔵庫内の状態
  • 室温へ出していた時間

などによっても変わります。

そのため、「まだ○日目だから食べられる」と日数だけを基準にするのは避けましょう。

冷蔵庫へ入れたあとも長期間保存することを前提にせず、早めに食べ切ることを基本にします。

また、冷蔵庫の低温環境でも増える細菌があります。

「冷蔵庫に入れたから大丈夫」と考えず、適切に管理しましょう。

作り置きを冷蔵保存するときのポイント

大量に作った料理は小分けして冷やす

カレー、シチュー、煮物などを多めに作ったときは、鍋のまま室温へ長時間置かないようにします。

大量の料理は中心部の温度が下がりにくいため、保存する分を浅い容器などへ小分けし、できるだけ早く温度を下げて冷蔵または冷凍します。

作った日が分かるようにする

複数のおかずを保存していると、いつ作ったものなのか分からなくなることがあります。

保存容器に料理名と作った日を書いておくと管理しやすくなります。

たとえば、

「8月15日 鶏むね肉の照り焼き」

のように、マスキングテープなどへ書いて貼っておく方法があります。

これは「○日間安全」という期限を決めるためではなく、作った時期が分からなくなることを防ぐための工夫です。

清潔な箸やスプーンで取り分ける

保存容器から食べる分だけ取り出す場合は、清潔な箸やスプーンを使用します。

食事に使っている箸を保存容器へ入れ、その残りを再び保存することは避けましょう。

作り置きを食べるときは十分に再加熱する

保存していた加熱料理を食べる場合は、料理全体を十分に再加熱します。

特にカレーやスープなどは、鍋底からよくかき混ぜながら全体を加熱しましょう。

電子レンジは加熱ムラに注意する

電子レンジでは、食品の量や形によって温まり方に差が出ることがあります。

電子レンジに対応した容器やふたを使用し、必要に応じて途中で食品を混ぜたり位置を変えたりしながら、全体が十分に加熱されていることを確認します。

一部分だけ熱くなっている状態で終わらせないことがポイントです。

作り置きをお弁当に入れる場合

前日に作ったおかずや残り物をお弁当に使う場合は、冷蔵庫から出したものをそのまま詰めるのではなく、十分に再加熱します。

その後、常温まで冷ましてから弁当箱へ詰めます。

熱いままふたをすると、料理から出た蒸気が容器内で水分になります。

汁気の多いおかずは、汁をよく切ってから詰めることもポイントです。

また、持ち歩く時間や気温などに応じて、保冷剤や保冷バッグを活用しましょう。

冷凍する場合も早めに使い切る

食べ切れそうにない料理は、冷凍できる料理であれば冷凍保存を検討できます。

ただし、「冷凍したから長期間放置しても大丈夫」というわけではありません。

料理によっては冷凍すると、

  • 水分が出る
  • 食感が変わる
  • 野菜がやわらかくなる
  • 豆腐や卵などの食感が変化する

こともあります。

冷凍するときも清潔な冷凍用保存容器や保存袋を使用し、料理名と冷凍した日を書いておくと管理しやすくなります。

見た目やにおいだけで安全とは判断できない

保存していた料理に、

  • 普段と違うにおいがする
  • カビが見える
  • 不自然なぬめりがある
  • 見た目に異常がある
  • 保存状態に不安がある

といった場合は、食べないようにしましょう。

ただし、反対に**「見た目もにおいも普通だから安全」と判断することもできません。**

食中毒の原因となる微生物が増えていても、見た目やにおいなどでは分からない場合があります。

安全かどうか確認するために少量を味見することも避けましょう。

余っている食材から作り置きを考える

作り置きは、レシピを先に決めて食材を大量に買うだけでなく、冷蔵庫にある食材を使い切る方法としても活用できます。

たとえば、

にんじんが余っている
→ にんじんと卵の炒め物

ピーマンが余っている
→ じゃこ炒め、ちくわ炒め

玉ねぎが余っている
→ 豚こまのしょうが炒め

れんこんが余っている
→ 甘辛炒め

というように、先に「使いたい食材」を決めてから料理を選びます。

これなら新しく買う食材を増やしすぎず、冷蔵庫の整理にもつながります。

1週間分をまとめて作る必要はない

「作り置き=休日に1週間分を全部作る」と考える必要はありません。

たとえば、

  • 休日に主菜1品、副菜2品だけ作る
  • 食べ切ってから別のおかずを追加する
  • 食べ切れそうにない食材は早めに冷凍を検討する
  • 生の状態で保存しやすい食材は無理に調理しない

といった方法でも十分です。

作る量を増やしすぎなければ、調理だけでなく保存管理もしやすくなります。

**「長期間保存するための大量調理」ではなく、「平日の料理を少しラクにする準備」**として取り入れてみましょう。

まとめ|作り置きは保存日数より「適切に扱って早めに食べ切る」

作り置きのおかずが少しあるだけでも、忙しい日の食事を準備しやすくなります。

今回紹介したのは、

  • にんじんと卵の炒め物
  • ピーマンとちりめんじゃこのしょうゆ炒め
  • れんこんの甘辛炒め
  • さつまいものレモン煮
  • 鶏むね肉の照り焼き
  • 豚こまと玉ねぎのしょうが炒め
  • ちくわとピーマンの甘辛炒め

の7品です。

全部を一度に作る必要はありません。

冷蔵庫に余っている食材から2~3品を選ぶだけでも、平日の料理をラクにしながら食材を使い切りやすくなります。

そして、作り置きで重要なのは「冷蔵で何日もつか」という数字だけではありません。

調理前に手を洗う、加熱する料理は十分に火を通す、調理後は長時間室温へ放置しない、適切に冷蔵・冷凍する、食べるときには十分に再加熱する。

こうした基本を意識しながら、作った料理は早めに食べ切るようにしましょう。