「卯の花を作ったけれど、おからがまだ残っている」
「生おからを一袋買ったら、思ったより量が多かった」
「余ったおからをおやつに使えないかな?」
そんなときは、クッキーや蒸しパン、ケーキなどにアレンジしてみませんか。
おからは煮物などのおかずだけでなく、お菓子作りにも使える食材です。
ただし、おからだけで生地を作ろうとすると、まとまりにくかったり、パサついたりすることがあります。
小麦粉やホットケーキミックス、卵、牛乳などと組み合わせるのが、家庭で使いやすくするポイントです。
この記事では、余ったおからをムダなく使い切るための簡単おやつ10選を紹介します。
新しい材料をたくさん買い足すのではなく、バナナやチョコ、きなこなど、家にある材料と組み合わせて楽しんでみてください。
おからが余ったら「いつものおやつ」に少し加えてみよう
おからを使い切ろうと思うと、
「おからだけで何か作らなければ」
と考えてしまうかもしれません。
しかし、特別なおから料理を考える必要はありません。
例えば、
ホットケーキ+おから
クッキー+おから
蒸しパン+おから
バナナケーキ+おから
というように、普段作っているおやつに組み合わせる方法があります。
おからは商品によって水分量が異なるため、レシピの分量をそのまま当てはめるのではなく、生地の状態を見ながら牛乳などの水分を調整するのがポイントです。
「生おから」と「おからパウダー」の違いに注意
おからのおやつを作る前に確認したいのが、使用するおからの種類です。
スーパーなどでは、大きく分けて「生おから」と「おからパウダー」などが販売されています。
生おからには水分がありますが、おからパウダーは乾燥しているため、同じ分量で単純に置き換えると仕上がりが変わることがあります。
この記事では、主に料理などで余った生おからを使い切ることを想定しています。
おからパウダーを使用する場合は、商品の表示やメーカーが案内している使用方法も確認してください。
1.余ったおからで簡単クッキー
最初は、おからのおやつとして作りやすいクッキーです。
材料の例
- 生おから
- 薄力粉
- 砂糖
- バターまたは植物油
- 牛乳……必要に応じて
薄力粉とおから、砂糖を混ぜ、バターや油を加えて生地をまとめます。
まとまりにくければ、牛乳を少量ずつ加えて調整します。
生地を食べやすい大きさに成形し、オーブンで中心までしっかり焼きます。
おからの水分量によって仕上がりが変わるため、一度に大量の牛乳を入れず、少しずつ加えるのがポイントです。
余ったチョコやナッツも一緒に
製菓用のチョコチップやナッツが少し残っているなら、生地に混ぜてもよいでしょう。
おからだけでなく、お菓子作りで中途半端に残った材料も一緒に使えます。
2.ホットケーキミックスでおから蒸しパン
「オーブンを使ったお菓子は少し面倒」という場合は、蒸しパンにしてみましょう。
材料の例
- 生おから
- ホットケーキミックス
- 卵
- 牛乳
- 砂糖……好みで
材料を混ぜてカップに入れ、蒸し器などで中心まで十分に加熱します。
電子レンジ対応のレシピを利用する場合は、容器や電子レンジの出力によって必要な加熱時間が変わります。
一度に長時間加熱するのではなく、状態を確認しながら調整してください。
ココアや抹茶などが残っていれば、少量加えて味を変えることもできます。
3.余ったバナナとおからのケーキ
熟してきたバナナとおからが両方あるなら、一緒に使ってしまいましょう。
バナナをフォークなどでつぶし、生おから、ホットケーキミックス、卵、牛乳などと混ぜます。
型に流してオーブンで焼き、中心まで十分に火が通ったことを確認します。
バナナの量やおからの水分量によって生地の状態が変わるため、牛乳は様子を見ながら加えます。
「余ったおから+熟したバナナ」
という、2つの使い切りを同時にできるのも便利なところです。
4.おから入りホットケーキ
休日のおやつなどに作りやすいのがホットケーキです。
いつものホットケーキ生地に、生おからを少量加えます。
材料の例
- ホットケーキミックス
- 生おから
- 卵
- 牛乳
すべてを混ぜ、フライパンで両面を焼きます。
おからを入れすぎると生地がまとまりにくくなることがあるので、最初は少量から試すと作りやすくなります。
冷蔵庫に少量のヨーグルトやフルーツが残っていれば、トッピングに使う方法もあります。
5.おからときなこの一口ボール
きなこが少し残っているときは、おからと組み合わせたおやつにしてみましょう。
生おからを使用する場合は、そのまま食べるのではなく、加熱調理してから使います。
加熱したおからにきなこや砂糖などを合わせ、まとまり具合を見ながら一口大にします。
材料や水分量によってまとまり方が違うので、家庭にある材料に合わせて調整してください。
仕上げにもきなこをまぶせば、素朴な和風おやつになります。
6.おから入りスコーン
薄力粉やホットケーキミックスが残っているなら、スコーンにもできます。
粉類とおからを混ぜ、バター、牛乳などを加えて生地をまとめます。
食べやすい大きさに切り分け、オーブンで中心まで焼きます。
チーズが少し余っているなら甘くないスコーンに、チョコやドライフルーツがあれば甘いスコーンにするなど、家にある材料によって味を変えられます。
「おからスコーンを作るために材料を買う」のではなく、お菓子作りで残った材料も一緒に使うくらいに考えると取り入れやすくなります。
7.おから入り焼きドーナツ
揚げ物をせずに作りたい場合は、焼きドーナツという選択肢もあります。
生おから、薄力粉またはホットケーキミックス、卵、牛乳、砂糖などを混ぜます。
ドーナツ型に入れ、オーブンで中心まで十分に焼きます。
ドーナツ型がなければ、使用するレシピに合わせてマフィン型などで焼く方法もあります。
仕上げにきなこやシナモンシュガーなどを少量まぶせば、味の変化も楽しめます。
8.りんごとおからのマフィン
りんごが半分だけ残っているようなときにも、おからのおやつ作りが役立ちます。
りんごを小さく切り、生おから、ホットケーキミックス、卵、牛乳などで作った生地に混ぜます。
マフィン型へ入れ、オーブンで中心まで十分に焼きます。
りんごの水分も加わるので、生地に入れる牛乳などは様子を見ながら調整してください。
バナナ、りんごなど、そのままでは食べ切れそうにない果物をお菓子へ回すのも一つの使い切り方法です。
9.ココアおからケーキ
「おからの風味を少し変えたい」という場合は、ココアを加える方法があります。
生おから、薄力粉またはホットケーキミックス、卵、牛乳などの生地にココアパウダーを混ぜます。
型に入れて焼き、竹串などを使って中心部分の焼き上がりを確認します。
製菓用チョコレートが余っていれば、生地に少量加えてもよいでしょう。
プレーン、バナナ、ココアと基本の生地から味を変えれば、同じおからでも違ったおやつとして楽しめます。
10.おから入りパウンドケーキ
生おからをある程度まとめて使いたいときは、パウンドケーキに加える方法もあります。
薄力粉、おから、卵、砂糖、バターなどを使って生地を作り、パウンド型で焼きます。
レーズンやナッツなど、お菓子作りで残った材料があれば加えてもよいでしょう。
ただし、おからを大量に加えればよいというわけではありません。
水分量や粉とのバランスによって仕上がりが変わるので、参考にするレシピの分量を基本にしてください。
おからおやつがパサつくときは?
おからを使ったお菓子で困りやすいのが、
「思ったよりパサパサになった」
というケースです。
特に生おからは商品によって含まれている水分量が異なるため、同じ分量で作っても生地の状態が変わることがあります。
そんなときは、
- 牛乳を少量ずつ加える
- 卵を使ったレシピを選ぶ
- バナナなど水分のある材料と合わせる
- おからの割合を増やしすぎない
など、作るお菓子に合わせて調整します。
最初から大量のおからを使おうとせず、いつもの生地に少し加えるところから試すと失敗を減らしやすくなります。
生おからは保存方法を確認して早めに使おう
生おからは水分を含んでいます。
購入した商品はパッケージに記載された保存方法や期限を確認し、開封後は適切に保存して早めに使いましょう。
「お菓子にして加熱すれば、状態に関係なく使える」というものではありません。
通常と異なるにおいや見た目の変化があるもの、保存状態が分からないものは、使い切ることを優先せず使用を控えます。
すぐに使う予定がない場合は、商品表示などを確認したうえで冷凍保存を検討する方法もあります。
1回の料理やお菓子作りで使う量に分けておけば、必要な分だけ取り出しやすくなります。
おからを買った日に「使い道」を2つ決めておく
おからを使い切れずに余らせてしまう場合は、購入した段階で用途を2つ決めておく方法があります。
例えば、
半分 → 夕食の卯の花
残り → 翌日のおから蒸しパン
という使い方です。
ほかにも、
1日目 → おからハンバーグ
2日目 → おからクッキー
など、料理とおやつに分けてもよいでしょう。
「余ったら考える」のではなく、最初から使い切る予定を決めておけば、冷蔵庫に入れたまま忘れることを防ぎやすくなります。
おから以外の余り食材も一緒に使おう
おからのおやつを作るために、新しくたくさんの材料を買う必要はありません。
まず家に、
熟したバナナ
りんご半分
きなこ
ココア
チョコチップ
ナッツ
ドライフルーツ
などが残っていないか確認してみましょう。
例えば、
おから+バナナ → ケーキ
おから+りんご → マフィン
おから+きなこ → 和風おやつ
おから+チョコ → クッキーやケーキ
と考えられます。
「おからを使い切るために買い足す」のではなく、「家にあるものとおからを組み合わせる」。
これなら、おからだけでなく食品庫や冷蔵庫にある中途半端な食材も一緒に活用できます。
まとめ|余ったおからはいつものおやつに加えて使い切ろう
生おからが余ったからといって、毎回卯の花を作る必要はありません。
クッキー、蒸しパン、バナナケーキ、ホットケーキ、スコーン、焼きドーナツ、マフィンなど、普段のおやつにも活用できます。
今回紹介した10種類を全部作る必要もありません。
まず冷蔵庫や食品庫を確認して、
「バナナも残っているからケーキにしよう」
「ホットケーキミックスがあるから蒸しパンにしよう」
「きなこが残っているから一緒に使おう」
というように、家にある材料から作るものを決めてみてください。
おからを使うために新しい食材を増やすのではなく、余っているもの同士を組み合わせる。
そんな小さな工夫で、生おからを最後までおいしく活用していきましょう。

