豆腐を料理に使ったあと、半丁や1/3丁だけ残ってしまうことはありませんか?
「冷奴にするには少ない」
「開封したので早めに使いたい」
「みそ汁以外の使い道が思いつかない」
そんなときは、残っている豆腐の量から料理を考えると使い切りやすくなります。
豆腐は一丁丸ごと使う料理だけでなく、少量をみそ汁や卵料理へ加えたり、半丁程度を炒め物や焼き物にしたりすることもできます。
この記事では、開封して余った豆腐を使い切ることに絞って、家庭で作りやすい7つの料理を紹介します。
木綿豆腐と絹ごし豆腐の使い分け、水切りの方法、開封後に確認したい保存のポイントもまとめています。
開封して余った豆腐は次の料理を決めておく
豆腐が余ったとき、
「とりあえず冷蔵庫へ入れておこう」
と考えることもあるでしょう。
しかし、そのまま忘れてしまうと使う機会を逃してしまいます。
そこでおすすめなのが、残した時点で、
「明日のみそ汁へ入れる」
「夕食で卵と炒める」
「半丁あるから甘辛焼きにする」
というように、次の使い道を決めておくことです。
豆腐のパッケージに表示されている消費期限や賞味期限は、未開封で表示された保存方法を守った場合を前提としています。
開封したあとは表示されている期限だけで判断せず、商品の保存方法やメーカーの案内を確認して、早めに使い切るようにしましょう。
余った豆腐は「残っている量」から料理を選ぶ
豆腐を使い切るために、新しい材料をたくさん買い足す必要はありません。
まず冷蔵庫に残っている豆腐の量を確認してみましょう。
1/4丁程度なら、みそ汁やスープへ
少量だけ残っている場合は、
- みそ汁
- スープ
- 卵料理
- あんかけ
- 炒め物
など、普段の料理へ追加すると使いやすくなります。
「豆腐料理を一品作る」と考える必要はありません。
例えば、いつものわかめのみそ汁に豆腐を加えるだけでも使い切れます。
1/3~1/2丁程度なら一品のおかずに
半丁前後残っているなら、
- 卵炒め
- 甘辛焼き
- 野菜炒め
- あんかけ
などにできます。
木綿豆腐なら焼く・炒める料理、絹ごし豆腐なら汁物やあんかけなどにすると扱いやすくなります。
一丁近く残っているなら豆腐を主役に
少ししか使わず、一丁近く残っている場合は、豆腐を中心にした料理を考えます。
甘辛焼き、炒め物、湯豆腐など、豆腐を多めに使える料理を選べば一度に使いやすくなります。
1.少量の豆腐なら「豆腐のみそ汁」
1/4丁程度の豆腐を使い切るなら、最も取り入れやすい方法のひとつがみそ汁です。
材料(2人分)
- 余った豆腐……1/4丁程度
- だし……400ml程度
- 味噌……適量
- わかめ……適量
- ねぎ……適量
きのこや油揚げなど、冷蔵庫に残っている食材を追加しても構いません。
作り方
鍋にだしを入れて温めます。
豆腐を食べやすい大きさに切って加えます。
わかめやきのこなどほかの具材も加え、必要なものには十分火を通します。
最後に火を弱め、味噌を溶き入れます。
少量の豆腐なら、このように普段作っている汁物へ追加するだけでも無理なく使えます。
2.半丁なら「豆腐と卵の炒め物」
豆腐が1/3~1/2丁程度残っていて、卵もある場合に作りやすい料理です。
材料(2人分)
- 豆腐……1/3~1/2丁
- 卵……2個
- しょうゆ……小さじ1程度
- 塩・こしょう……少量
- 油……適量
長ねぎ、小松菜、きのこなどが残っていれば加えてもよいでしょう。
作り方
豆腐は必要に応じて水切りします。
卵はボウルへ割り入れて溶いておきます。
フライパンに油を熱し、豆腐を大きめに崩しながら炒めます。
水分が多ければ、少し飛ばしてから溶き卵を加えます。
卵が十分に加熱されたら、しょうゆ、塩、こしょうで味を整えます。
木綿豆腐なら比較的形を残しやすく、絹ごし豆腐ならやわらかい仕上がりになります。
3.木綿豆腐なら「豆腐の甘辛焼き」
木綿豆腐が半丁程度残った場合は、フライパンで焼くと一品のおかずにできます。
材料(2人分)
- 木綿豆腐……1/2丁程度
- 片栗粉……適量
- しょうゆ……大さじ1
- みりん……大さじ1
- 砂糖……小さじ1程度
- 油……適量
作り方
木綿豆腐を水切りし、食べやすい大きさに切ります。
表面の水分を軽く拭き、片栗粉を薄くまぶします。
フライパンに油を入れて熱し、豆腐の両面を焼きます。
焼き色が付いたら、しょうゆ、みりん、砂糖を合わせた調味料を加えます。
焦げないよう火加減を調整しながら、豆腐へ絡めます。
豆腐だけでも作れるので、使い切るために別の食材を買い足したくないときにも向いています。
4.豆腐と余り野菜の炒め物
豆腐だけでなく野菜も少しずつ残っているなら、一緒に炒めて使う方法があります。
例えば、
- キャベツ
- にんじん
- ピーマン
- 小松菜
- もやし
- きのこ
- 長ねぎ
などです。
材料
- 余った豆腐……1/3~1/2丁程度
- 余り野菜……適量
- 油……適量
- しょうゆ……適量
- 塩・こしょう……必要に応じて
作り方
豆腐は水切りし、食べやすい大きさにします。
フライパンへ油を入れて豆腐を焼き、一度取り出します。
続いて野菜を火の通りにくいものから炒めます。
野菜に火が通ったら豆腐を戻し、しょうゆなどで味を整えます。
豆腐を先に焼いて取り出しておくと、野菜を炒めている間に崩れるのを防ぎやすくなります。
5.絹ごし豆腐なら「きのこのあんかけ」
絹ごし豆腐が残った場合は、無理に炒めず、やわらかい食感を生かした料理にする方法があります。
材料(2人分)
- 絹ごし豆腐……1/2丁程度
- しめじなどのきのこ……適量
- だし……150ml程度
- しょうゆ……小さじ1~2
- 水溶き片栗粉……適量
- ねぎ……あれば適量
作り方
豆腐を食べやすい大きさにして耐熱容器へ入れ、中心まで十分温まるように加熱します。
鍋またはフライパンにだしを入れ、きのこを加えて十分加熱します。
しょうゆで味を整え、水溶き片栗粉を少量ずつ加えてとろみを付けます。
温めた豆腐へあんをかければ完成です。
にんじんや長ねぎなどが少量余っている場合は、細かく切ってあんへ加えても構いません。
6.木綿豆腐を水分が減るまで炒めて「豆腐そぼろ風」
木綿豆腐を細かく崩して炒めれば、そぼろ風の一品にできます。
材料
- 木綿豆腐……1/2丁程度
- しょうゆ……小さじ2程度
- みりん……小さじ2程度
- 砂糖……少量
- おろししょうが……好みで少量
作り方
木綿豆腐をしっかり水切りします。
フライパンへ入れ、木べらなどで細かく崩しながら炒めます。
豆腐から出てきた水分を飛ばしながら加熱し、しょうゆ、みりん、砂糖、しょうがなどで味を整えます。
ご飯へ少量のせたり、炒め物の具材にしたりできます。
余った豆腐を使う料理なので、一度に大量に作るのではなく、そのとき食べる分を作ると扱いやすくなります。
7.豆腐とチーズの焼き物
豆腐とチーズが少しずつ残っているなら、一緒に使う方法もあります。
材料
- 豆腐……1/3~1/2丁程度
- チーズ……適量
- しょうゆ……少量
- きのこやトマトなど……あれば適量
作り方
豆腐を軽く水切りし、耐熱皿へ入れます。
チーズをのせ、好みでしょうゆを少量加えます。
きのこなどを加える場合は、食材に応じて必要な下処理を行ってください。
トースターなどで全体を十分に加熱します。
加熱時間や使用できる容器は機種によって異なるため、使用する調理機器の取扱説明書を確認してください。
木綿豆腐と絹ごし豆腐で使い道を変える
余った豆腐を使い切るときは、量だけでなく豆腐の種類も確認すると料理を決めやすくなります。
木綿豆腐が余った場合
木綿豆腐は比較的形を保ちやすいため、
- 甘辛焼き
- 野菜炒め
- 豆腐そぼろ風
- 焼き物
などに使いやすいでしょう。
特に焼く料理では、先に水切りしておくと水分が出にくくなります。
絹ごし豆腐が余った場合
絹ごし豆腐はやわらかく崩れやすいため、
- みそ汁
- スープ
- あんかけ
- 卵料理
などに取り入れやすいタイプです。
炒め物へ使う場合は大きめに切り、必要以上に触らないようにすると形を残しやすくなります。
豆腐の水切りは料理によって変える
余った豆腐を使うとき、「必ず水切りしなければならない」わけではありません。
料理によって使い分けます。
甘辛焼き・炒め物
豆腐から水分が出ると味が薄まりやすいため、水切りしてから使います。
急いでいる場合は、キッチンペーパーで豆腐を包み、耐熱皿へ置いて電子レンジで短時間加熱する方法もあります。
加熱時間は豆腐の量や電子レンジによって異なるため、様子を確認しながら調整してください。
加熱後は豆腐や容器が熱くなっている場合があるので注意します。
みそ汁・スープ
汁物では豆腐の水分が多少加わっても影響が小さいため、しっかり水切りする必要はありません。
パックから取り出して軽く水気を切り、食べやすい大きさに切って使えます。
あんかけ
あんの味を薄めたくない場合は、豆腐表面の水分を軽く取ってから温めると扱いやすくなります。
開封後の豆腐は保存表示だけで判断しない
余った豆腐を使い切るうえで、特に注意したいのが開封後の扱いです。
パッケージを確認する
まず、購入した商品の保存方法や開封後の注意事項を確認してください。
同じ「豆腐」でも包装方法や商品によって保存条件が異なるため、すべての商品について「開封後○日」と一律に決めることは避けます。
また、パッケージの期限表示は未開封で、表示された方法で保存した場合を前提としています。
開封した豆腐は、期限表示だけを頼りにせず早めに使いましょう。
清潔な器具で扱う
残す予定の豆腐を取り分ける場合は、清潔な箸や包丁、容器を使用します。
食事中に使用した箸などで何度も触れることは避けましょう。
異常がある豆腐は使わない
食材をムダなく使うことは大切ですが、使い切ることを優先して状態の悪い食品まで料理する必要はありません。
保存していた豆腐に、
- 明らかな異臭
- ぬめり
- 不自然な変色
- パッケージや中身の異常
などがある場合は、無理に使用しないようにします。
「加熱すれば大丈夫」と考えて使用するのではなく、状態に不安がある場合は安全を優先しましょう。
余った豆腐を出しにくくする買い方も考える
毎回半丁程度余ってしまうなら、料理だけでなく購入する量を見直す方法もあります。
最近は一丁タイプだけでなく、小分けになった豆腐もあります。
一度に使う量が少ない家庭なら、小分けタイプの方が開封する量を調整しやすい場合があります。
また、一丁購入するときも、
今日:半丁をみそ汁へ
明日:残りを甘辛焼きへ
というように、購入時点で2回分の使い道を決めておく方法があります。
「余ったら何か作る」のではなく、「買ったときに使い切る予定を決める」と考えると、冷蔵庫に残りにくくなります。
まとめ|余った豆腐は残量と種類から使い道を決めよう
開封して余った豆腐は、残っている量から料理を考えると使い切りやすくなります。
1/4丁程度なら、みそ汁やスープへ。
半丁程度なら、卵炒めや甘辛焼きへ。
木綿豆腐なら、焼く・炒める料理へ。
絹ごし豆腐なら、汁物やあんかけへ。
というように考えると、わざわざ新しい材料をそろえなくても料理を決められます。
今回紹介したのは、
- 豆腐のみそ汁
- 豆腐と卵の炒め物
- 豆腐の甘辛焼き
- 豆腐と余り野菜の炒め物
- 豆腐のあんかけ
- 豆腐そぼろ風
- 豆腐とチーズの焼き物
の7つです。
大切なのは、豆腐が余ったら冷蔵庫へ戻すだけで終わらせず、次に何へ使うかまで決めておくことです。
開封後は商品の保存表示やメーカーの案内を確認し、早めに使い切りましょう。
半丁、1/3丁と中途半端に残った豆腐も、いつものみそ汁や炒め物へ組み合わせれば、無理なく普段の献立に取り入れられます。

